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交信中は操縦不能?

身に覚えがあるだろうか?Traffic Pattern を回っている最中,または計器進入中にATCから呼び出されたり,返事したりしているとまったく操縦がおぼつかなくなる。そして飛行機は彷徨いだす。交信 と操縦。二つのことを同時に行うのはとっても難しいことである。

理由も何もいくつかのことを同時にやるのは難しいことくらい誰でもわかると思う。それだけいろんなところに注 意を配らなくてはいけないからだ。Division of Attention といわれているやつだ。なれてきて操縦が出来るようになってくると自然に両方出来るようになる。

しかしよく見てみると,なんだか自分で余計なことをして交信中に飛ばせなくなっている場合も多い。交信中の自分を思い出してみよう。マイクのキーを押しながら他に何をしているだろう?

  1. 左手でマイクのキーを押しているとき,右手で「マイクをつかんでいる」。これってまったく意味の無いことだけど,結構やっている人が多い。つかんだほうが大きい音で送信できると思っているのか?
  2. 顔を左右に振る。当然目はあっちこっち行って,計器のスキャンも出来ないし,姿勢も見えない。
  3. 体を揺する。結構激しく。自分で乱気流を作っている。
  4. 右手が泳ぐ。耳を触ったり,ひざを掻いたり,スロットルを触ったり。少しは落ち着け。
  5. 貧乏揺すり。あるある。
  6. 上記の組み合わせ。

どうだろう?いくつか当てはまるのがあっただろうか?これを意識的に無くすだけでも結構フライトに集中できると思うのだが。交信中も体はそのまま,右手もスロットルのままで,さりげなくマイクのキーを押してみよう。少しは変わるかも?